屋根の向きや形状がとても大事

太陽光発電を行う場合には太陽光が十分に当たることが大切で、そのためにも屋根の向きは南側に面していることが望ましいです。南向き以外だと発電量が十分に確保できないので、自分の家が南向きの屋根なのかどうか把握しておくことが大切です。また南向きだとしても屋根の大きさが狭ければ太陽光パネルを十分な数設置できないので、ある程度の大きさは必要になります。屋根の形状によっては設置工事に追加費用が掛かることがあり、それをよく考える必要があります。初期費用で高額になってしまうと元手を回収するためのリスクが高くなるので、問題ない範囲の追加費用なのか十分に検討しなければいけません。

一年の天候も考える必要がある

太陽光発電を行うことで重要なこと、それは太陽が十分に出ているかです。日本は太平洋側なのか日本海側なのか、また北か南かによって天候は大きく違ってきます。北陸や東北、北海道などは冬になれば雪も降り天気が悪い日が多いです。そのため太陽が出なければ発電を行うことはできず、太陽光パネルに雪が積もっていれば光が当たることすらありません。したがって積雪が多い地域などは、冬にどれくらいの期間太陽光発電が使えなくなるのかも考える必要があります。雪が降らなくても曇りや雨の日が多い地域などもしっかりとシミュレーションを行い、導入するメリットがあるのか検討しなければいけません。一年を通して太陽が出ている日が多い地域は、導入するのに最適な気候といえるでしょう。

太陽光発電を設置する際、依頼する会社によって太陽光発電の価格は大きく異なりますので、相場価格を確認しておくことも大切です。