自社の使用目的に合わせて選ぼう

自社で倉庫を利用する際、自社で建設する前に貸倉庫を利用することは多いです。ただし、選び方によって業務に大きな影響を与えてしまうため、慎重に選んでください。まず、目的に合わせた倉庫選びが必要です。自社で何を目的として倉庫を利用するのか、判断しなければなりません。物を置くだけで利用するのか、あるいは商品の管理、管理だけではなく発送や返品などのサービスも利用するかどうか、業務内容や事業計画から判断しましょう。サービス内容によって取り扱っている倉庫会社は大きく異なります。事前にどんな業務を利用したいのか明確にして探してください。探すときには、企業の業務に対する実績についても確認しておくと、絞り込みやすくなります。

コストや交通の便についても判断するべき

事業を立ち上げたばかりの企業の場合、コストに関して慎重に判断しなければなりません。特に長期間貸倉庫を利用する場合、コストが増大すると事業に深刻な影響を及ぼすため、注意してください。利用するときには、自社で必要とするサービスを利用する場合の1か月あたりの料金はいくらなのか見積もりをもらって確認し、最適な条件で契約するべきです。倉庫会社で提供している、低コストで満足できるサービスを選ぶことが望ましいでしょう。なお、商品の配達を定期的に行う場合、物流ルートについて考えておかなければなりません。幹線道路に面していることや、高速に近いなどの条件を満たしている倉庫を利用することで、配達しやすくなるでしょう。

3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)とは、企業の物流機能を専門の企業に委託し、総合的に物流を管理してもらう形態のことです。